今まで主に樹脂で製作していた車載部品、様々なインテリアや導光部品、光学部品等ですが、
昨今では樹脂に加えて「ガラス加工」により部品を製作する事例も増えてきました。
ガラスの採用は、従来の樹脂と比較した時のメリットとして次の様なことが挙げられるため、
タッチ操作機能を持つディスプレイのカバーPANELとしても需要が高まっております。
①樹脂と比較して素材の表面硬度が硬いため、ハードコートなしでも傷がつきにくい
②樹脂と比較して耐薬品性に優れている
こうしたメリットを持つガラス加工ですが、ガラスは加工が難しく、高価であり、
さらには対応ができるメーカーも少ないという実情があります。
そこで本冊子では「ガラスでできること」「各種事例」についてお伝えし、
加工方法や仕組みを知って頂き、加工方法を減らすための設計・開発に役立てて頂きたいと思います。